午後5時すぎにコロイコ到着。写真は、コロイコの教会。手前はプラサ(広場)。

ボリビアの町や村には、必ずといっていいほどその中心に教会、その前にプラサがある。約500年前、インカ帝国を滅ぼしたスペイン人が、インカの民たちをキリスト教に改宗させようと、多くの宣教師を送り込んだ。彼らは、山を越え、谷を越えて、どんな小さな村々にも入り込み、人々に改宗をせまり、その象徴として教会とプラサを作った。

結果として、現在ボリビア人の多くは、表面上はキリスト教を信仰しながら、内面では大地の神パチャママを信じているという。さすがのスペインも、人々の心の中まで征服する事は出来なかったようだ。

プラサにある銀行で、USドルをボリビアの通貨ボリビアーノ(Bs)に換金。レートは以下の通り。

1USドル=8Bs=110円

1Bs=14円の計算になる。

プラサからクルマで10分ほどの所にある「エル・ビエホ・モリーノ」というホテルに宿泊することにした。名前のとおりに入り口のところには「古い水車」。

水車の向かいにある、ホテルの看板をかかえた大木。よく見ると、たくさんの寄生植物が育っている。なんだか凄い!

ホテルの入り口で迎えてくれたポインセチア。日本ではクリスマス・シーズンに花屋の店先を飾る、あのポインセチアである。こんな大きな木になるんだぁ!とびっくり!それに、こちらの気候では自然に赤く染まるのですね!

ホテル正面。なかなか素敵な建物。ガラス張りの2階は展望台の食堂。ただ、向かいの山での野焼きで煙ってしまって、残念ながら眺めは今ひとつだった。

先ほどのプラサの雑貨屋で調達した水着をはいて、やったぁ〜!プールだぁ!

ぎゃっはっは〜!!

午後8時、ホテルでの夕食。各自部屋で一休みして、みんなの食欲も戻ってきたようだ。標高3,650mのラ・パスにもどったら、2〜3日間はアルコールを我慢しなければならないので(高山病対策)、ビールを味わって飲む。

午後10時、就寝。