差し入れの30人分の料理やビールを持って、エル・アルトのフェリックスさんのお宅についた時には、すでに午後9時を回ってしまっていた。約束の時間より1時間以上の大遅刻だ!グルーポ・パクシカナの皆さんは、私たちを待っていてくださった。

まずは、日本から持ってきた日本酒でハヤ〜ヤ!(アイマラ語で乾杯!の意)誰かがハヤ〜ヤ!と声をかけなければ2口目が飲めないとかで、みんなでハヤ〜ヤ!ハヤ〜ヤ!の連呼で盛り上がる!!我々は高山病を用心して、お酒はなめる程度で我慢。コカ茶を入れてもらった。

机の上には楽器が用意されていた。ラパス〜オルーロ間の幹線道路のちょうど中央あたりを東側に曲がり、
少し下がったあたりに位置するルリバイという村の楽器たちである。ワイコル(4穴の縦笛)、リチワユ(6穴の縦笛)、ハンコタルカ、モセーニョなどが並ぶ。

まずは差し入れの料理でお腹を満たしてもらう。メインはチキンの丸焼き!添え物にタマネギの酢漬け、ジャガイモ、バナナのフライ、スパゲティ。我々も腹ぺこでムシャムシャ食べた!

そして、杉山貴志さん率いるグルーポ・パクシカナの演奏が始まった!目の前で繰り広げられる迫力ある演奏に一同感激!

リチワユ、ワイコル、ハンコタルカ、モセーニョの順番に数曲ずつ演奏を聴かせてもらう。それぞれの楽器を演奏する時期、意味、演奏するときの衣装などいろいろな質問などにも丁寧に答えていただき、とても勉強になった。

午前0時、ラ・パスのサガルナガ・ホテルにチェックイン。

午前1時 就寝。