午後2時50分 チャラサニのルンラヤ村を出発。イタラケのワヤンカ村に向かう。

途中、空の青さが映ってとてもきれいな池を発見!雨期の間はもっと大きく写真手前の部分まで水で満たされているそうだが、乾期の今は干上がってこんなに小さくなってしまった。

あまりの美しさにバスを降りて見入る面々。このあと池の縁まで降りていったのだが、水を手のひらにすくおうとした私kenta90はバランスを崩し、池の中に手を突っ込んだままの前傾姿勢状態に!おまけに池底が沼状態で、ついた手がずぶずぶもぐっていくではないか!!ハッチャパパさんが機敏に抱き起こしてくださって、危うく寒中水泳を免れた!ハッチャパパさん、ありがとうございました!

午後5時30分 ウァルパカヨ峠着。

有名な曲「アルトゥーラス・デ・ウァルパカヨ(Alutras de Huallpacayo)」とは、この場所のことだ。ここは、イタラケ、チャラサニ、ラ・パスへ続く3本の道が交わっている三叉路。キリスト像が旅人たちを見守っている。

午後6時10分 イタラケ村のプラサ到着。ここで、杉山さんの友人エウセビオさんと待ち合わせてワヤンカ村に行く約束になっている。ワヤンカ村は、杉山さんも今回が初めてだそうで、なんと今まで外国人が足を踏み入れたことのない村なのだそうだ!我々が初めての外国人!期待が膨らむ!写真は、イタラケ村の教会。

イタラケ村のプラサの建物に、衣装をつけてイタラケの演奏をしている絵が!

1時間ほどたって日が沈み真っ暗になったころ、エウセビオさんの甥っ子という高校生ぐらいの男の子が現れる。エウセビオさんから我々を案内するように頼まれて、ワヤンカ村からテクテク歩いて来たという。

バスでガタガタの山道を45分ほど登って、午後8時ワヤンカ村に到着。

我々がバスを降りると同時に、タイコの音が響き渡りイタラケの演奏が始まった!我々を歓迎する演奏だ!1つの建物の窓から漏れる電灯の光だけで、あとは真っ暗な世界。暗闇に目が慣れてくると、なんと沢山の人たちが集まってきているではないか!次に我々はその人たちひとり一人と握手することになる。

村人総勢の大歓迎に、私たちも大興奮!楽器を持たされてイタラケの演奏の輪に加わったり、それはそれは楽しいひとときでした。

電灯の光が漏れていた建物は村の学校。そして、ここが我々の宿泊場所。ジャガイモと豆のスープとトウモロコシをいただく。

学校の床では堅くて寝づらいからと、入れ替わり立ち替わり何人もの村人たちがやってきて、マットやクッション、毛布などを置いていった。お客さま用のマットとかを持っているとは思えないので、普段彼らが家庭で使っているのを貸してくれたのではないのだろうか・・・ありがたく使わせてもらった。

午後10時40分 就寝。