3日目(5)


プラサ・マヨールに戻ってきたのは17時30分。

近くのレストランで夕食。

「Pollo a la Brasa」チキンの炭火焼きを食べる。

こちらのチキンは、日本でいえばすべて地鶏なわけで、とっても美味い!

      

暗くなったプラサ・マヨールでは、

竹で組んだ5基の塔に仕掛けられた花火が、順に炸裂しはじめていた!

ペルーの花火は、日本的な「風流」って感覚からは程遠い。

とにかく、迫力! 迫力!! 迫力!!! でせまってくる!!

すざましい音をたてて、塔の下の方から順に次々炸裂していく!

塔のてっぺんに描かれた「VIVA CORACORA」の文字

初めは面白がって、塔の下に寝そべっていたリャメリートスたちも

あまりの迫力に逃げ出した。

こちらの塔のてっぺんは、炎で雪の聖母を描いている。

教会正面の花火が一番すごい!!!

最後は、美しくナイアガラの滝!

竹で組んだ塔は、一部を持ち帰ると幸運を呼ぶのだそうで、

花火が終わると、瞬く間にすべて持ち去られてしまった。

    

※以降の映像は、暗闇での撮影なので、

かなり画質が悪くなっていますが、ご容赦ください。

花火の最中、あちらこちらで聞こえたいた民族楽器ワクラ・プク。

コラコラ滞在中は、このワクラ・プクの音で毎朝目覚めることになる。

ウシの角をいくつもつなぎ合わせて写真のように作った楽器で、

マウスピースにあてた唇の振動で音が鳴る。

右巻と左巻の2つで一組になっている。

お祭り終了の12日まで滞在することは不可能なので、

手に入れることはあきらめた。

  

ところが、リマに帰ってセントロの楽器屋さんで

別の地域のワクラ・プクを偶然見つけた!

ただ、コラコラの方が巻数も多くて形もずっとかっこ良かった。

陽気なリャメリートスたちが、

私のビデオカメラを見つけて、撮ってくれと寄ってきた。

花火が終わるとネグリートスたちが

教会の前で、聖母に向かって踊り始めた。

延々30分以上の熱演だ!

続いて、ウアマンギニートスが教会の前で踊り出す。

最後は、リャメリートスの登場!

写真は、踊りの合間のケチュア語漫談。

周囲は大爆笑なのだが、こちらはさっぱりわからず照れ笑い。

   

24時、ホテルに戻って就寝。


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