5日目 〜8月6日(火曜日)〜

闘牛場、ヨランダの家/闘牛/ペーニャ

    

朝8時起床。

9時にヨランダが迎えに来てくれることになっていたが、

こちらが伝えたのはホテル名だけ。

果たして、本当に来るのだろうか・・・

   

一応水道の水で(シャワーは使えなかった)髪の毛をシャンプーして、

半信半疑で待ってみた。

約束の時間を30分ほど過ぎたころだろうか。

ホテルの入り口のあたりで

「ケンタロー!ケンタロー!」と女性の大きな声が聞こえた。

  

ヨランダの家に行く前に闘牛場を案内してくれると言う。

外に待たせておいたタクシーで向かう。

闘牛場は、昨日馬の踊りを見た広場の横にある。

左がヨランダ。右は弟さんのヘスス。

彼は、地元の小学校の校長先生だそうだ。

13時からの闘牛に間に合うように

朝から柱と板で桟敷を組んでいるのだそうだ。

みんな楽しそうにカナヅチを振っている。

この桟敷は有料で、ここに各自イスやベンチを持ち込んで観戦することになる。

ヨランダの友人のマタドール(左)とバンデリジェーロを紹介してもらう。

このバンデリジェーロのおっさんは、コラコラ滞在中、あちこちでお会いした。

町で会うときは、いつも酒臭くておしゃべり好きな陽気な男。

しかし、仕事はかっこよかった。

闘牛場のど真ん中で、記念写真。

どうせ撮るなら、後でビシッと衣装着るからその時写そうと言ってくれたのだが

残念ながら機会に恵まれなかった。

   

この後、タクシーでヨランダの家に向かう。

おじゃましてビックリ!

だって、4階建て屋上付きのすごい立派な家なのですもの。

レンガやセメントなどの建築資材をすべてリマから運ばなくてはならなくて、

費用と時間がかかって大変なので、毎年少しずつ建て増ししているのだという。

屋上からの眺めはバッチリ。

ワシントンでの仕事のストレスをここで発散するんだと言っていた。

    

豚の炭火焼きにネギと醤油のタレをかけて食べる料理に

ホッカホカのジャガイモ、ゆで卵、粘り気のある美味しいライスをお腹いっぱいいただいた。

そしてこの後、さらなる興奮が私たちを襲った!

なんと、ヨランダが闘牛に招待してくれたのだ!

すでに桟敷を予約してあるそうで、

ちょっと窮屈かもしれないが大歓迎だといってくれた。

私は、ナマで見る闘牛は初体験!

うっほほ〜い!と飛び上がってしまった!

  

いったん、ホテルにもどって、約束の13時に勇んで闘牛場へ!


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