杉山さん宅へ(2)

    

2001.11.6.更新


食事の後、杉山さんのチャランゴ教室が始まった。

ポトシのチャランゴは、とっても奥が深い。

ナイロン弦の普通のチャランゴと違い、鉄弦が張ってある。

調弦方法は、大まかに分けても5種類以上あり、

左手の微妙な弦の押さえ方でポトシ音楽特有の響きを出していると教わった。

ぱんだにーたさんの顔は真剣そのもの!

ポトシのチャランゴ奏法を、

日本人で完璧にマスターしているのは

たぶん杉山さんだけであろう。

頑張れ!ぱんだにーたさん!

二人目の日本人になるのだぁ〜〜!!

写真右は、ネコ@にゃぁさん。

見よ!

この左手から、華麗なるポトシ・サウンドが生まれる。

ポトシとの県境にあるオルーロ県サカカ村より

レモンを売りにラパスに来ている青年たちを、

杉山さん宅に招いてフラボを演奏してもらった。

初めは5人で来てくれる約束だったのだが、

ふたりは別口で用事が出来てしまったらしく、

実際に訪れたのは3人。

杉山さんが加わって、フラボの即席演奏会の始まり始まり!

4人ともが知っている共通の曲がなかなか見つからず、

メロディを探りながらの演奏だったが、

私がパクシカナのCDに収録されている曲をリクエストしたら、

バッチリ知っていて、何度か聴かせてくれた。

ノリノリの演奏というところまでは、

息が合わなかったが、

フラボの音色にメチャ感激!

いい音出してましたよん!

コンコタで、ティンクを演奏してくれた。

他のふたりは、踊り出す!

1時間ほど演奏してもらって、お引き取り願った。

最近のカルナバルでは、この電飾付のタラーチがメチャ流行っているそうだ!

タラーチのネックの裏には、2つの乾電池が入っていた。

コンドルの胸骨で作ったチャランゴ。

杉山さん宅の前で

   

さ〜て!この後は、グルーポ・パクシカナの練習場所におじゃましま〜〜す!


9.パクシカナの練習に潜入!