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2003年6月8日(日)午後2時開演
 会場 益子駅2F多目的ホール
 主催 Raccolta Masiko
栃木県益子町、益子駅内の多目的ホールにてパパ・サラ・コンサートが行われました。この益子という町、実は7年前のパパ・サラ結成当時、初めて大きなコンサートを開いていただいた、私たちにとっては思い入れのある土地。西明寺の看清坊という施設でのコンサートだったのですが、そのときに総指揮をとってくださったのが、パパ・サラだよりやホームページに写真を寄せてくださっている酒井喜与志さん。そして、今回のコンサートでも、チラシ、プログラム制作から会場整備のいたるところまで、主催の「Raccolta Masiko」の皆さんとの息のあった連携で、私たちパパ・サラをガッチリとサポートして下さいました。会場のもおか真岡てつどう鐵道益子駅は、焼き物の街の雰囲気の瓦屋根の駅舎に、時計台と展望台のツインタワーをシンボルとした斬新なデザイン。そして、なんと1日2回だけですが、蒸気機関車が停車するという夢いっぱいの駅。実際、リハーサル中に汽笛の大きな音が聞こえ、メンバー一同胸躍ってしまいました。四国に居を移した大目ちゃんの代わりをつとめるのは、ペルー人のルイス・リオス。彼は、自己のグループ『ハタリ・インカ』を主催するケーナ・サンポーナニャ奏者です。もう何度かパパ・サラのステージにゲストで出演してもらっており、私たちとの息はバッチリ!日本語も堪能で、ペルーのことやフォルクローレのことを質問すると、いろいろと熱っぽく語ってくれます。そうそう!お近くに(といってもお隣の県ですが)住んでいらっしゃるパパ・サラ・クラブ会員で、陶芸家の高橋協子さん(新婚ホヤホヤ)が、この日はダンナさまと応援に駆けつけてくださいました。ダンナさまとは、お初にお目にかかったのですが、笑顔の素敵なやさしそうな方でした。午後2時すぎに始まったコンサート。大人1,800円のチケット代に対して、高校生以下1,000円という設定のためか、客席のあちらこちらに制服姿の軍団がいらっしゃいました。そのせいだったのでしょうか、お客さまの反応がメチャメチャ良かったです!パパ・サラ・コンサート恒例のサンバの曲では、客席からの積極的な参加でとっても盛り上がりました 。皆さんに喜んでいただけたようで、とっても充実したコンサートでした。楽器や機材、会場の片づけを終えて「Raccolta Masiko」の皆さんとの打ち上げパーティー。メンバーに中学校の先生がいらっしゃいまして「チケット高校生以下1,000円」の謎がとけました。受け持っているクラスの生徒さんを中心に「楽しいぞ〜!」と声を掛けてくださったそうです。他にも、コンサート当日を迎えるまでのエピソードをいろいろとお聞きし、コンサートを取り巻くいくつかのストーリーにちょっと感動でした。益子の皆さ〜ん!また、きっといつかお会いしましょう!(木村健太郎)

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写真撮影、及びチラシ制作は酒井喜与志氏によるものです。


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