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2004年9月23〜26日 かわさきおやこ劇場パパ・サラ公演
 会場 幸市民館・宮前市民館・麻生市民館・エポックなかはら

土佐の高知に引っ越して早2年以上、私にとっては本当に久しぶりのパパ・サラ・コンサート。かわさきおやこ劇場さんは3年ほど前に小学校低学年対象のコンサートでお世話になって以来のご無沙汰です。会場いっぱいの子ども達と汗だくになりながら、パパ・サラ・サンバで行進したことが懐かしく思い出されます。今回は小学校の高学年の生徒さん達にじっくりと良い曲を聴いてもらおうということで、行進は無しです。(少々重いけれど、しっとりしたビクトル・ハラの名曲『マニフェスト』も仕込んできました。)どんなライブになるか楽しみでした。
 開演と同時に「聴いてやろう」という子ども達の集中力を強く感じて、身の引き締まる思いがしました。聞いてみると3年前のコンサートにも来てくれてパパ・サラは2回目という子ども達が多く、演奏への期待が更に高まっているのかもしれません。おかげで心地よい緊張感の中で、ケーナを吹くことが出来て幸せでありました。
 終演後のロビーで“お見送り”のケーナを吹くのも楽しい想い出。アンケートを集めたり、CDを宣伝してくれたり、キビキビとよく動く劇場スタッフを見るのも“手づくりのコンサート”を実感する瞬間であります。(新しいパパ・サラCDを買ってくれた方、ありがとうございました。)
 ふと気づけば8年以上にもなる、私にとっては楽しい想い出がいっぱいのパパ・サラでの演奏活動も、今回のコンサートで一段落です。今後は高知県や四国を中心にアンデス音楽とオカリナの輪を広げてゆく活動に本腰を入れて頑張ってゆこうと思っています。関東地方の皆さまとはしばしのお別れとなります。今までのご声援ありがとうございました。
 なお、(ご存じの事とは思いますが)今後のパパ・サラの笛担当は(豊かな体格から繰り出される)力強いサンポーニャの音色が魅力の菅沼ユタカ氏が引き継いでくれます。パパ・サラの更なる進化に大きな力となってくれると期待大であります。今後もパパ・サラをよろしくお願いいたします。
 いつの日か、また共演出来ることを楽しみにしています。(大目真壱)


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