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東京六本木ノチェーロ〜滋賀県大津市びわ湖ヨシ松明(たいまつ)まつり
パパ・サラ超ハードな2日間 〜2〜


2000年8月26日(土)
26日(土)午後2時より
大津西武ショッピングセンター 玄関前にて、ヨシ笛プレコンサート。
デパート前の歩道を 行き交う人たちがお客様。
どれだけの人が立ち止まって聴いてくださるか、不安もありましたが、
そこはバッチリ!!
皆さん、たっぷりと興味を示してくださいました。
演奏中は何人ものスタッフの方々が、
今夜のまつりのチラシを配ってくださって、宣伝もぬかりなし!!

ここで、ヨシと葦(アシ)の違いを お話ししておきましょう。
結論からいうと、同じものです。
ただ、 びわ湖周辺の人たちは、
アシは「悪し」につながると嫌ったためにヨシ(良し)と呼ぶそうです。
ご存じのようにパパ・サラで使用しているサンポーニャは、
アンデスの葦で つくられています。
つまり、 ヨシ笛なのです!
そして、このヨシ松明まつり。
湖水を浄化し、鳥や魚を育むびわ湖のヨシ原が昔のように蘇ることを願って
毎年行われているそうです。
    
場所を移動して、びわ湖畔にあるなぎさ公園サンシャインビーチへ。
会場に着くと、まずはビックリ!!
高さ3〜4メートルほどのヨシを束ねた松明が
湖畔の砂浜に沿って300本ズラ〜ッと並べて立ててあるんです。
そして湖に向かてつくられた特設ステージ!!
午後6時すぎ、 パパ・サラ・コンサートのはじまり!はじまり!

ステージのまわりを囲むようにしてたくさんの人々が集まってきます。
私たちは暮れゆくびわ湖に向かって思いっきり演奏しました!
やがて、日が落ちて薄暗くなった頃、
リーダーの小村さんのハミングで「縄文のとき」のメロディーが会場にながれ・・・
そして、ミス大津の大松明への点火を合図に、
市民の方々の手で300本の松明へ一気に火が放たれる!
その景色は、何ともいえない不思議な幻想的な世界でありました。

びわ湖でのイベント参加は、
2年前の 「ヨシ焼きまつり」に続いて2回目なのですが、
自分たちのびわ湖を守ろう! ヨシについての意識を高めよう!・・・という
こういう取り組みには 頭が下がる思いです。
今後とも、こういった取り組みに 力になることができたら素敵だなって思います。
最後に、燃えゆくヨシ松明をながめながら、
パパ・サラの伴奏で「琵琶湖周航の歌」を参加者全員で合唱して、まつりは幕を閉じました。


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