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1997年5月9日(金)晴れ 日光金谷ホテル結婚披露宴合体コンサート
結婚披露宴とフォルクローレ・コンサートを、合体させてしまおうという試みに初挑戦!!
場所が日光なだけに、交通渋滞などで式の時間に間に合わなかったら大変と
前日(9日)の夕方のうちに車2台で東京を出発しました。
そして、その夜は宇都宮のカンピョウ屋さん、酒井喜与志さんのお宅に泊めていただきました。
酒井さんは、去年の7月に益子の西明寺にある看清坊という施設で行った
パパ・サラ・コンサートのスタッフのお一人で、当日の総指揮をとって下さった方です。
会場いっぱいの400余名の観客と僕たちの演奏、
そして、スタッフの方々によるタイマツ行列に大かがり火・・・
これらが、一体となって、それはそれは興奮した一夜だったのをおぼえています。
酒井さん宅につくなり宴会が始まり、話は、はずみにはずみ
布団にもぐりこんだのは午前2時をまわっていたような・・・。
   
酒井さん、どうも大変お世話になりました。
お陰様で翌日の演奏、イエィ!イエィ!!でした。
マリリン酒井に、またお会いしたいとお伝えください。
   
5月10日(土)晴れ
8:30AM に酒井さん宅を出発。9:20AM、会場となる日光金谷ホテル着。
この金谷ホテル、日光では歴史と伝統のあるホテルだそうで
造りは、明治時代の雰囲気満点の洋館。さっそく披露宴会場へ。ここで音響の幸崎さんに会う。
去年の10月に足尾銅山で行った鹿肉フェアー・コンサートの時にお世話になった方だ。
再会のあいさつもそこそこにセッティングに取りかかる。
ステージは、会場の一番うしろ。ちょうど新郎新婦の席と向き合う形になる。
何人もの給仕さん達によって4列の長いテーブルに162名分の席が用意されていく。
10:30AM、サウンド・チェック開始。11:20AM、同終了。出番まで、控室で待機。
0:15PM、披露宴開始。
新郎新婦がお色直しのために中座するところから、再び入場するまでの約30分間を2回が、我々のステージ。
曲目は、普段のパパ・サラ・メニューから。ただ、時間の調節が自由に出来るように配慮しました。
始めのステージは、参列者の方々も勝手の違う披露宴に少し戸惑い気味の様でしたが
曲ごとに拍手や手拍子が大きくなり2回目のステージになると、ご自分の席を離れて踊って下さる方もいました。
キャンドルサービスのあと、いよいよ、新郎から新婦への歌のプレゼント!!
この日のために新郎自ら作詞作曲した歌を、パパ・サラの伴奏で声高らかに歌い上げました。
新婦の目にキラリと光ったものが、とっても印象的でした。
花束贈呈、両家代表のあいさつ・・・・・と続き、最後はおなじみの『花祭り』で
新郎新婦、そして、参列者の方々をお送りしました。
お送りする際、演奏をしている前を通り過ぎる幾人もの方々が
暖かい声を掛けて下さったり、握手を求めてくださったりしてくださりました。
結婚披露宴とフォルクローレ・コンサートの合体という初めての試みは大成功だったと
この時、パパ・サラのメンバー全員が確信しました。

(レポート 木村健太郎)


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