第22回 アンデスの こだまレポート

2001年6月24日(日曜日)江東区文化センターにて

行われた第22回 アンデスのこだまに出演しました。

なんと!私たちカントゥフォルクローレ連酩の初舞台!

この日はアンデス地方の民族音楽や民族舞踊のグループが7つ出演しました。

カントゥフォルクローレ連酩の出演は第二部のトップ。

カントゥフォルクローレ連酩の紹介

http://www.kenta90.com/mp3/anko2001/renanko01.mp3

mp3で聴けます。

644KB 8bit 44KHz Mono

音声は、DIC資料館のIshinoさんが撮影してくださったビデオからのものです。

一曲目は、マルチャ。

行進曲で、カントゥの前奏曲として演奏されます。

マルチャ

http://www.kenta90.com/mp3/anko2001/renanko02.mp3

mp3で聴けます。

3MB 16bit 44KHz Stereo

2曲目は、いよいよカントゥの演奏です。
   

カントゥ6番

http://www.kenta90.com/mp3/anko2001/renanko03.mp3

mp3で聴けます。

2.5MB 16bit 44KHz Stereo

カントゥで使用する楽器は、

6つの大きさのサンポーニャのイラとアルカ、

チニスコとコルテサ(大木をくり抜いて作ったタイコ、メチャ重い)です。

3曲目は、雨期に演奏されるフラボ。

フラボは、4つの大きさのダクト付き縦笛で、

複雑に絡み合ったコンテスタード奏法

(ひとつのメロディーを、複数の奏者が音ごとに分担して演奏すること)

で演奏します。

2名のプトゥトゥウ(角笛)奏者と合計6名で演奏。

   

フラボ

http://www.kenta90.com/mp3/anko2001/renanko04.mp3"

mp3で聴けます。

1.4MB 16bit 44KHz Stereo

タルカもダクト付き縦笛で雨期に演奏されます。

いくつか種類のある中で、今回はウヤーラというタルカを使っています。

完全5度の音程差の大小2種類があり、単旋律を5度でハモらせて演奏します。

タラレアールという独特なビブラートをかけて演奏するのが、ちょっと難しいです。

ボンボ(大ダイコ)とタンボール(小ダイコ)と共に演奏されます。

    

タルカ

http://www.kenta90.com/mp3/anko2001/renanko05.mp3

mp3で聴けます。

2.3MB 16bit 44KHz Stereo

歌もあります。

Linda santiaguen~a, porque eres ingrata, bailemos todos alegre.(bis)

Todos cantaremos todos bailaremos en esta comparsa.(bis)

Que linda comparsa, todos cantaremos, en esta comparsa

que linda comparsa, todos bailaremos, en esta comparsa.

そして最後の曲は、再びカントゥです。
    

カントゥ8番

http://www.kenta90.com/mp3/anko2001/renanko06.mp3"

mp3で聴けます。

3.8MB 16bit 44KHz Stereo

    
カントゥは、そもそもカリャワヤと呼ばれる呪術師たちの

病人やけが人を治すための呪術のバックで演奏されていました。

チチカカ湖の近くのチャラサニ村やニーニョコリン村では、

いまだに結婚式や7月16日のラパスの日に演奏され、

村人たちにとって、とっても神聖な音楽なのだそうです。

以上、カントゥフォルクローレ連酩の第22回アンデスのこだまレポートでした。

    
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