2009年イイヅカ・サトコ石版画復活への道-15
カラーリト(多色刷り)

             
2009.9.23.
そろそろカラーリトの準備を始める。
必要なモノ
●色刷り専用のゴムローラー(注文中)
●平版用カラーインク
その他とくに変わったモノは必要ない。
インクを混ぜ合わせて色を作ることも可能。
最初注文した色だけでは不満だったので追加注文した。
               
      
                  
描画〜製版の手順は全く同じだが、今後色を重ねるにあたって、
便利なように下準備をしてみる。(しなくても良い)
↓かんたんな下絵を描く(念入りに描いても良いけど)
出来上がりは左右反転するので、下絵通りにしたい人は、
トレーシングペーパーを裏返して写す。
(私の場合、裏返ったほうが面白い事もあるので、そのまま写す)
              
↓下絵をトレースする時、トンボ(見当)を描いておく。
↓トンボを石に写したら、ニードル(針)で引っ掻いて窪みを付けておく。
↓周りが汚れないようにアラビアゴムを塗って乾かし、カバーしておく。
 (やらなくてもいいし、モノクロ作品の時にやっても良い。)
↓描画おわり。
 これはブルー版。描画に使うクレヨンは黒いのしか無いから、
 刷ってみるまで雰囲気はわからないかも。。。。
モノクロの時と同じように第一製版する。
        

             
2009.9.29.
第二製版をする。モノクロの時とまったく同じ。
             
そういえば、製版用の裏皮ローラー
ケースにしまって置いたらカビちゃった!!ヤバイ!
考えてみたら、製版にしても、刷りにしても、水をたくさん使うので、
皮にも水がしみこんでしまっているのだった。
というわけで、立派なケースだが中にしまわないで上に置くことにした。
*ただし、長期間使用しない場合に限っては、
皮が乾燥して硬くなるのを防ぐため、
脂気の多いインクで保護し、さらにラップなどをかける。
        
             
2009.10.13.
ゴムローラー購入。
手前にあるのが、一般的に木版画などでも使われる手ローラー。
素敵なロゴ(笑)
         

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