2009年イイヅカ・サトコ石版画復活への道-16
カラーリト(多色刷り)その2

             
2009.10.19.
いよいよカラーリトの制作・・・まだ準備。(しつこい?)
ここで「見当」の使い方。
多色刷りをする時には、いつも紙の決まった位置に印刷しないといけない。
あらかじめ版に引っ掻き傷をつけておいた所に両側の針の位置を合わせる。
紙の方にも穴を開けて裏側から刺す。
この状態で紙を持ち上げて版の上へ。
(実際にはインクを盛った後におこなうんだけど。)
紙の穴と版の印とがいつも同じ位置に来るので、
この後色々な色の版を重ねても同じ位置に刷れる。
          
「同じ位置」といっても、針の太さが太さだけに、それほど精密ではない。
何版も刷っていると紙もだんだん破けてきちゃうし。
ミリ単位で見当を合わせたい人や、紙に穴を開けるのが嫌な人には、
「角見当」をおすすめする。紙の角を綺麗な直角に切りそろえて、
版の方にも直角の印をつける。
ただし、この方法だと紙の「耳」を切り落とさないといけないので、
手透き和紙などのせっかくの味が失われてしまう。
         

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