ラテ本7(中南米芸術編)&(絵描きが書いた本など)

メキシコの美術教育
絵を描く子供たち 北川民次著(岩波新書アンコール復刊)
メキシコの青春 北川民次著(光文社・・・古本)
メキシコを描いた日本人画家で、名前が出てくるのは北川民次(1894-1989)だけと言っていいでしょう。残念ながらまとまった展覧会や画集を見たことがないのですが、美術館の常設展などに必ず1点はあり、同時代の絵の中で異彩を放っています。メキシコで子供達に絵を教えることになったいきさつ、というか、成り行き、というか・・・楽しめます。もちろんまじめな内容なんですけど。
※「北川民次〜メキシコの青春 十五年をインディアンと共に (人間の記録) (単行本) 」という本が日本図書センターから発行されているようです。タイトルが同じなので、同じ内容かと思われます。

イースター島(チリ)
モアイに恋して つきようこ 文・絵(春風社)
「〜に恋して」というタイトルの本は幾つもあるが、よりによってモアイとは・・・。
イースター島に住んでモアイ像を描き続けた画家のエッセイ。本棚から飛び出してしまう変形本は困るなあと思いつつ気になって手に入して、なるほど、ずら〜〜〜〜〜〜っと並んだモアイ達の絵に納得。

南米(ペルー・ボリビア)紀行
アンデスまでとんでった 〜ペルー・ボリビア スケッチ旅行〜 浜田桂子 文・絵(講談社)
私の石版画の師匠のお知り合いという関係で、美学校にいらしたこともあり、その時サインしていただいた。その頃はまだ私はペルーもボリビアも行ったことがなかったので、内容はほとんど把握できてなかったが、今読み返すと同じ所に行ってたり泊まってたりして、しかも、私が4回の旅行でしたことを20日の旅行でしてるので、あらためてびっくり。体力あるなあ・・・絵本作家恐るべし

メキシコ紀行
水木しげるの大冒険 幸福になるメキシコ 水木しげる著(祥伝社)
メヒコの極彩色の世界にもびっくりだが、やっぱこの人自身が妖怪?
同シリーズでオーストラリア編もあり、すっごい楽しい。しかし、さりげなくアボリジニの悲惨な歴史も書かれていて、楽しさの中にそういうものがチラリのぞくと、ショック倍増。

ペルーの芸術品
アンデス・アマゾン 大地の力 監修・藤田龍彦/編・フジタ・ヴァンテ(求龍堂)
代々木にあるフジタ・ヴァンテで行われた展覧会「プレインカ芸術とペルーアートの今日展」にあわせて発刊された。ペルーというと、日本では発掘モノの展示しか目にすることができないが、現代作家の作品と、「おみやげ」と一口に言ってしまうのが惜しい民衆芸術も取り上げているところが感動的。

南米(コロンビア・ペルーなど)エッセイ
アンデスの風と石が運んだもの 竹久野生 画文集(三修社)
これも表参道のプロモ・アルテでの個展の会場で買った。(限定本「パブロ・ネルーダ詩画集」というのもあるそうだが手に入らず)辻まことの実子で竹久夢二の孫・・・という生い立ちは後で知った。ご本人は「庭師の勉強のためにコロンビアに行ってそのまま住み着いた」という、典型的な海外住みつき女性。文章を読むと、繊細な感性は持って生まれたものか・・・という気もしてくる。

メキシコのシュルレアリズム
悪魔のレシピ〜眠れぬ夜のための断片集 レメディオス・バロ著/野中雅代訳(工作舎)
スペイン出身でメキシコに亡命し制作を続けた、シュルレアリスムの絵描きの書いた本。あまりに難解のため途中で挫折・・・

もどる