ラテ本9(写真集)&(写真家が書いた本)

「世界遺産 アンデス・インカをゆく」義井 豊 著/写真(小学館)
ラテ本5でも取り上げた「ペルー日系人の20世紀〜100の人生 100の肖像」で肖像写真を撮影した義井豊さんの写真と文で、小学館の「SHOTOR TRAVEL」というシリーズの中の一冊なので観光ガイドとしてのお役立ち情報も巻末にあったりするが、義井さん独特の、被写体への畏れや尊敬といったナイーブな視線も感じる「ガイドブック」らしからぬ面も・・・(笑)。
          
そんな義井さんの最近の活動
科学博物館「シカン展」等の展覧会コーディネート
ペルー「働く子供達」への支援 NEW!!
http://cussipunku.uijin.com/index.html

「インカ〜天空の時間と歩む大自然の共存者」
高野潤 著/写真(情報センター出版局)
「アンデスの抱擁〜海抜4000mの生活誌」高野潤 著/写真(平凡社)
「アンデス〜風と霧の聖跡」高野潤 著/写真(集英社)
アンデスものの写真ではこの人のが一番目になじんでいるように思う。
展覧会カタログなどでも、展示品以外の、子供たちとか農作物とか「参考写真」として挿入されていることが多い。イキイキしてていい。やっぱし子供たちと農作物がとてもいい。
       
「アンデス 食の旅〜高度差5000mの恵みを味わう」高野潤 著(平凡社)
で、その彼がアンデスに住んで、食って、撮った、農作物達をはじめとした食べ物について書いた本。ちょっと腰据えて住んでないと経験できない。やっぱりこの人だから、あんな笑顔の女性達も撮れるのかなぁ・・・と思う。
        
最近、高野さんのHP見つけました NEW!!
http://www.andesamazonia.com/
食べ物の写真が特にすごい!!
http://www.andesamazonia.com/es/comidas-tipicas.php

「ペルー讃」横山宗一郎 著/写真(光村印刷株式会社BeeBooks)
私がペルーに興味をもって最初に行った写真展の会場で買った。薄いので良く持ち歩いて眺めた。

「アンデスの旅」田沼武能 著/写真(リブロポート)
まだ私が「アンデス」に行く前に買った写真集。なぜかほの暗い写真が多くを占めている気がする。強い日差しでコントラストがついているだけなのか?インディヘナ達の固い表情ゆえか?

「ハイチ目覚めたカリブの黒人共和国」佐藤文則 著/写真(凱風社)
世界初の黒人共和国となったハイチの民主化までの道を追ったルポ。写真展の会場で買った。(本人がいたのでサインもらっちゃった)壮絶な戦いのもようは別として、色彩が美しい!でも、これでイイのだ!見ればわかる。

「カーニバルの誘惑」白根全 著/写真(毎日新聞社)
リオのカーニバルを中心とした、南米各地の「カーニバル」を訪ねた、ほぼ写真集。でもカーニバルの歴史などもわかりやすくて良い。しかしそれにしても・・・熱いぞう!

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