〜日記のようなコーナー〜

2004年2月21日
まだ秘密!
    
地下鉄の虎ノ門の駅出口で、看板のつけかえ工事をしていた。
営団が民営化で「東京メトロ(変な名前!)」になるのは4月からのはずだから、
今から看板を付け替えちゃうのは早いし、修理かな?と思ってながめていたら、
ウラから見るとうっすらと新しいMのマークが見えるが、表に回ると営団のロゴになっている。
つまり3月31日に一斉に看板を付け替えるのは大変なので、古いロゴはシールで貼ってあり、
シールをはがせば新しいロゴが出てくるようになっているのだ。
面白かったので立ち止まってジーーッと見ていたら、工事のおじさんが
       
「まだ秘密!」
      
と言ってニヤッと笑った。
              

2004年2月14日
ウカマウ予告編
    
ウカマウ集団の「ベアトリス・パラシオス」の追悼記念上映会に行ってきた。
     
-------詳細転写-------
2月14日(土)  
*「新たなウカマウ集団の創造に向けて」
  -ベアトリス・パラシオス追悼上映-
東京・お茶の水/アテネ・フランセ文化センター(千代田区駿河台2-11)
時間/14:00〜 上映「ただひとつの拳のごとく」
   15:50〜 報告 太田昌国(現代企画室編集長)
   17:00〜 コンサート ボリビアに捧ぐ
        出演:木下尊惇・菱本幸二
   18:00〜 上映「ここから出ていけ!」
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会場はなんだかすごい熱気で、(単に狭く暖房ききすぎ?)頭がクラクラしてきた。
「ただひとつの拳のごとく」は3年前の上映の時に見た時は、
まだボリビアに行く前だったのだが、実際行ってみてからも、
思ったとおり、20年前の映画とまったく変わらない風景で、
農民・坑夫達の服装はまったく変わっていない。
風景、服装だけでなく、戦い方も「石を置く、ハンストする」とまったく変わってなくて、
しかし軍人の持つ銃は現在もっと性能良くなってるだろうから、これから何かあった場合、
犠牲者の数は増える一方なんではないかなあ、なんて考えてしまった。
        
さて、予告編の上映はベアトリスが監督する予定だった作品ではなくて、
すでに完成し今年の1月から3月いっぱいまでボリビアで上映されている、サンヒネス監督の新作
「最後の庭の息子たち」で、まだ日本語訳がついてない映画の一部と、監督や出演者のインタビュー。
内容はよくわからないが、主人公はこれまでのような農民や坑夫や村人達ではなく、
ラ・パスに住むごく普通の若者たち(10〜20代?)で、けっこうイケメン君も(微笑)。
「僕たちと同世代の若者たちにぜひこの映画を見てボリビアの現状を知って欲しい」と話していた。
           
ウカマウ集団初のデジタル・ビデオ撮影なのだそうで、
現在ラ・パスで上映されているものは、日本からデジタル・インジェクターを持ち込んだらしい。
しかし今後日本を始め世界に発進するためにはどうしても35ミリフィルムにしたい、
そのためにぜひカンパを!というのが今回のイベントの一番の目的・・・いえ、
一番はベアトリスの追悼だから、二番ぐらいの目的だったようだ。
1万円一口のカンパをしてくれた人は、映画のエンディング・ロールに名前を載せるそうです。
さあ、皆さんもウカマウ映画に(名前だけ)出てみませんか?!なんてね〜。
        
コンサートはケーナとギターだけの美しいハーモニーで、すっごく気持ち良く、
気持ち良すぎて実はうっかり眠ってしまいました。
もう一本「ここから出ていけ!」の上映が残っていて、
これは前回見てあまり納得いかない内容だったので、
もう一度確かめたいとも思ったが、もう見ていられそうにないので出た。
美学校へ行ったら(すぐ近くなので、どっちにしろ寄るつもりではあったが)
造形基礎(という授業)の連中が、春一番が吹いてるというのに鍋パーティーをしていて
暑くて料理臭くてよけいに具合悪くなった。映画見てたほうがマシだったかも?
       

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