〜日記のようなコーナー〜
北海道は怪しい土産物の宝庫だった。

        
2006年3月6日
網走番外地
          
朝6時起き(3時間睡眠)で羽田から北海道へ向かう。
乗った直後からぐっすり寝てしまい、飲み物を配る音で目が覚めコーヒーをもらう。
間もなく着陸準備にはいったが、えらく揺れる!吐きそう!コーヒーなんて飲まなきゃよかった!
なんとか無事女満別空港に着き、暑い暑い言いながら一歩外に出たらビュービュー冷たい風。
あわてて中に戻り、さすが北海道と言いながら上着を着る。さすがも何も・・・
レンタカー借りてはりきって、さあ食べるぞ食べるぞと走り出すも、
なかなか食べるところが見つからず、家で作ってきた握り飯を食べる。
具は全部チリ産のシャケ。せっかく北海道なのに。
        
網走刑務所跡の博物館を見に行く。
時々動く人形があってギョッとする。もっと「ガバッ!」と急な動きでもしたら、
テーマパークとして絶叫マシーン以上の人気になるだろうに。
まあ北海道でこれ以上涼しくするこたぁないか。
       
先日、靴底がカパッととれた「取れッキングシューズ」が、もったいないので、
山に登るわけでもないから・・と思って接着剤で修理して履いていったのだが、
歩いているうちにまたパカパカはがれてきてしまった!
どうにも歩きづらく、売店で受刑者の作った革靴というのを見つけて買う。
売り場の人は「雪道用にはなっていない」というが、意外に滑らず歩きやすい。
急な出費は痛かったが、まあ良かった。取れッキングシューズは迷わずゴミ箱へ。
        
オホーツク流氷館に入りクリオネを見る。小さい!
「天使が悪魔に豹変する」といわれる食事風景は見られず。
流氷館の展望台に登る。わずかな望みを持って海を眺めるが・・・・
・・・・
流氷なんて、ひとかけらもないじゃん!!!
      
そう。なぜ冬の北海道に来ることになったかというと、
その最大目的は、流氷を見に来たんである。
実は、去年ボリビアで360度真っ白のウユニ塩湖に行き、
その写真を見せた何人かの知り合いから「流氷ですか?」と聞かれ、
そんなに似てるのかなあ?見てみたいね、の一言から始まったんである。
ところが、よりによって旅行前日の新聞に「オホーツク海、海明け」の文字が。
海明けってことはですね、流氷がすっかり離れたので船が出せるよっていう意味ですね。
         
ホテルにチェックインして、一休みした後、夕飯を食べに街に出ようと、
ロビーまで降りてびっくり、吹雪いてるじゃん!!
さっきまで晴天で道路もすっかり乾いていて、車の中は暑いぐらいだったのが、
わずか1時間で道路が真っ白くなっている。
思わず振り返ってロビーの人に「雪が〜!」と叫んでしまったが、
ホテルマンは「はい雪です。」と、普通に答えた。
向こうにしてみれば何を驚いているのかわからなかっただろう。
       
網走駅にほど近い場所なので、食べるところはいくらでも・・・
と思っていたが、思ったよりなくて(シーズン・オフで開いてないのか?)
わりと普通に近所の人でも行くような食堂に入る。
オジチャン、オバチャンの二人でやっている、定食ラーメンお酒刺し身何でも有、
な感じのお店で、二人とも話が面白く、楽しかった。
「もしかして、今晩の大風で流氷が戻ってくるってことは・・・」
「ないない」
とアッサリ。この一言で明日の「流氷観光砕氷船オーロラ号」はキャンセルに決定。
    

        
2006年3月5日
また強行軍?
          
とつぜんですが、明日から3泊4日北海道へいきます。
南米に行った飛行機のマイレージが
期限が来ると消滅してしまうので、去年から
冬なら沖縄、夏なら北海道、時間取れ次第行く、
と言っていたのがなぜか冬の北海道。
       

        
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