〜日記のようなコーナー〜

八王子の駅にあった妙にスマートな富士山。はじめ人間ギャートルズに出てこなかった?


     
2008年3月6日
プリントゴッコその後
           
画材屋、文房具屋にはちょくちょく行っていたはずなのだが、
あらためて見回すと、プリントゴッコ関連を置かなくなった店がこんなに増えていたとは・・・
たまにしか使わなかったくせに、こうなってくると気になって仕方がない。
それにこの大量に余ったインク(一回に使う量はそれほど多くない)をどうしてくれるのか。
「取り寄せ」の方向でネット販売の価格を比べたり、ひょっとしたらと思い、
オークションを見てみると、あるあるある・・・・
関連商品が出品されるたびに次々と落札する者あり。
見本品や、開封して使いかけのを出品する者あり。
私は今までネットオークションをやったことがないので、
一カ所じっくり観察してみると、終了間際にどか〜ん!とまさかの値上がり。
怖い〜〜〜
こんなとこに参戦できそうにない〜〜〜〜
        

     
2008年3月3日
ゴッコ
           
プリントゴッコの消耗品(ランプなど)を買いに行ったら大幅値上げしていた。
何と、倍以上になってる!!
        
ショックだ・・・
去年の八月頃値上げしたそうで、早く気付いて買っておけば良かったよ・・・
いや、最近どうも売り場が狭くなっていたり見つかりにくい場所にあったり、
おかしいなあ、とは思っていたが、ストックがまだあると思って気にとめなかった。
      
プリントゴッコ派の人はまだまだたくさんいるはずだ!
と検索してみると、遅くとも去年の年賀状作成シーズン前には、
「買いだめする人」「やめる人」のどちらかに分かれている。
       
確かに自分も結婚してから年賀状はパソコン出力になってしまってたが、
ほかの版画と併用したり、大量に絵はがきを作りたい時に使っていたのに・・・
ああ・・・・これからは、ちょっくら気軽に作れないなぁ・・・・・・・・
プリント「ごっこ」なのにさぁ・・・・
        

     
2008年3月1日
人間四っ角
         
何か調べものをしている時「青空文庫」というサイトを見つけた。
著作権の切れた(作家の死後50年以上経つ)小説が、タダで読めてしまうのだ。
これがあったら、昔読んだがもう一回読みたい本をわざわざまた買わなくて良いではないか。
         
旦那は何を思ったかいきなり「人間失格」を読み始めた。
「え〜っ何でよりによって人間失格を?」
「有名だけど読んだことないから〜」
         
私は例によって内容を思い出せないのだが、
短大の二年の時、読んでいてひどく落ち込んだ覚えがある。
それを旦那に話すと、
「え〜?何で落ち込んだのかなあ?青年期によくある、
人との接し方や距離がうまくつかめない人の話だよ〜」
う〜〜ん、そうだったかなあ?とにかくその頃は、
すごく不快になって立ち直れなかったような気がするのだが・・・
        
        
しばらく考えて、
「落ち込んだ」ことと「不快になった」ことの原因が違うことを思い出した。
落ち込んだのは、たぶん主人公を自分に投影して、すぐ人に調子を合わせる所や、
本当の友達がいないのではないか?とか、そういった
自分の嫌なところを指摘されたような気分になったからだろう。
      
不快になったのは直接この本に対してではなく、
中学か高校の時、読書感想文で「私はこの本に感銘を受けた」と書いている人がいたこと、
これに感銘を受けたことを公表するような人って、鈍感な人なんじゃないか?
私はこんな嫌な自分を隠したいと思っているのに、その感想文を書いた人は、
よくも他人に読んでみろと薦められるものだ。
そんなことを考えてなぜか腹を立てていたのだと思う。
          
         
まあ、大人になって読んでみら、もしかしたら
青年期に読むのとはまた違った目線で読むことができるかもしれない、
と思って私も読み始めた。
       
しかし、ただの流し打ちテキストは読みづらい!
横書きの文を読むのが元々苦手なうえ、
一行の長さが長すぎて同じ行を何回も読んでしまう。
さっき「これがあったらもう本を買わなくていい」
と書いたが、これで済んだらデザイナーも出版社も廃業である。
そんなわけで結局また文庫本を買ってしまった。
去年「デス・ノート」の漫画家が表紙を描いて話題になったやつ。
         
何コレ?めちゃめちゃ面白いやん!!!
小説として、本当に良くできているのだ。
知らなかった〜〜
           
          
・・・・・・
歳月は人をこんなにも図太く変えてしまうのか。
四角かった人間が丸くなっただけのことか。
         

        
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