〜日記のようなコーナー〜

              
2010年1月24日
美しすぎる龍馬
         
友人の旦那様(役者さん)が「相棒」に出るのを知って、
録画予約をしたものの、テレビを見る暇が無かった。
(昨日やっと見た)
ここでお知らせするに至らず・・・
今更ですが、もし録画してる方がいらっしゃったら、
「佐藤人事課長」役の俳優さんに注目してね。顔おぼえといてね。
その役者さん、3月28日にはNHK「龍馬伝」に出るそうです。
         
で、龍馬伝。
福山龍馬、美しすぎ。否、美しく撮りすぎ。
若い女性視聴者狙いかもしれないが、HP見ると、
「今週の見どころ:セミヌード(行水)」って・・・狙いすぎだろう。
         
ところで龍馬の出てくるドラマには必ず武田鉄矢がからんでいる。
私はどうも昔から武田鉄矢は好きになれない。
ソフトバンクのCMで犬の父さん(声・北大路欣也)曰く、
「なんだ龍馬かぶれか。」
と言うのを聞いて、何十年分かスッキリした〜!
         

         
2010年1月23日
Wの悲劇
         
「私、女優なんだから!」by 薬師丸ひろ子
・・・意味なし。
更新しない間にカウンターが100進んでいた。
             
へトヘトである。
バイトのことは通常のお得意さんには言ってなかったが、
一応「水木金は一日中出掛けている」と知らせていた。
にもかかわらず、ほぼ1ヶ月ぶりに仕事が入る。しかも急ぎ・・・
1ヶ月ぶりの仕事を断るのももったいないから受けてしまった。(哀)
         
ダブル・ヘッダーする体力無い。
気力はもっと無い。。。。。
              

       
2010年1月18日
安井曾太郎の肖像画
         
天気も良いことだし、今年最初の展覧会見物に行こうと日本橋へ向かう。
三井記念館でやってる柴田是真が見たくて、三越前で降りるつもりが、
間違えて日本橋で降りてしまった。まあ歩けばいいんだけど。
しかし、ついつい丸善に入ってしまう・・・ああ、今年も本屋の誘惑には勝てない。
梶井基次郎じゃないが、檸檬爆弾を置いてくるしかないな。
         
ついでに同じビル内でやっていた東山魁夷の版画展を見る。
版画展・・・要するに複製画販売コーナーのことなんだけどね。
驚いたのは、70年代の、職人さん手作業の描き分け版リトグラフ、
しかも東山魁夷直筆のサイン入り、が、まだ売られている。
それが、近作(といっても10年前に亡くなっているんだけど)の、
ジクレー(インクジェットによる複製画)と同等か、それより安い。
         
しかし、絵の内容からすると70年代の作品はまだ、
「東山魁夷といえば?」と、すぐ連想されるような作風ではないし、
やっぱり人気ないんだろうなあ。売れないんだろうなあ。
今更ながら絵というのは、どうやって描いたかじゃなく、
描かれたもんを見る人が好きか嫌いかしかないんだなあ。
          
見終わって、さて三越方面に歩こうとしているのだが、
あぁ〜やっぱり。反対方向に歩いてしまった。
気づいたら八重洲まで来ていた。もう面倒くさいから引き返さず、
そのままブリジストン美術館に行くことにした。
安井曾太郎の肖像画展が最終日だった。
日本の近代美術史を代表する洋画家と言って良い巨匠で、
どこの常設展にもあるがそれほど好きじゃないから今まで素通りしていたが、
肖像画ばかりを集めた展示というのは大変めずらしく、
       
・・・笑劇的!
       
戯画スレスレ。口が曲がってる、鼻の穴は広がってる、
針すなおの描く似顔絵を思い出してしまった。
しかも、モデルを目の前にしたデッサンまでは、すごく正確なのに、
最終的に仕上がった大きな油絵は、こんな顔って。
よく怒らないよな〜。よほど仲良しなんかな〜?と、思えば、
皆、大企業の会長や大学学長の、何かのお祝いのために、
下の者が依頼したもので、元々の友達ではない。
            
まあ、だいたい肖像画を描かれる様な偉い人といったら、
おじいさんが多いんだけど、頑固さ、生真面目さ、人柄が見えてくる。
本人はともかく、周りの人にとっては見れば見るほど、
「そうそう、うちのおじいちゃんは、こんな人だった。」
と思うような絵だった。
        
図録は高いし重いし(実はすでに文庫本3冊買ってしまった後・・・)
買わずに立ち読みしたところ、肖像画は頼まれれば誰でも描いたって訳でなく、
徳富蘇峰(戦犯はまぬがれたが、人々を戦争に掻き立てたと言っていい人物)は、
志賀直哉の「あんな奴を描くのか?」という助言で断ったらしい。
そこらへんの経緯も詳しく書いてあって面白かったので、
次回行った時にでもまた読んでみたい。(買わんのかい!?)
           
            
余談だが、私は子供の頃からよく人の似顔絵を描いていた。
しかし嫌がられたことはほとんど無い。
私自身、悪意を持って描いたことは一度も無い。
(同時に、わざと可愛くとか格好良く描いたこともないので、
え〜こんな顔?とガッカリした人はいたかもしれないが。)
しかし、今までに私に似顔絵を描かれて激怒した人が2人だけいた。
その人達はおそらく「似顔絵を描く」という行為そのものが、
人を批判的な目で見ている、と捕らえているのだろう。
世の中には色々な感じ方をする人がいる、と勉強になった。
         

             
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