35.村のレストランで食事

     

2000.4.11.更新


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ティワナク遺跡を出て、近くの村を探索。

実は、1年半前ティワナク遺跡を訪ねたときに、

近くの村にて偶然村祭りに出くわしたのです。

その頃は、乾期。

ケナケナの演奏と踊りに

身体中の血液が逆流したかのよに興奮したのを覚えています。

そして今回は、雨期。

ぜひ行きたい!!という私のリクエストで、

その村を訪ねたわけです。

    

ところが、村はとっても静か・・・

お祭りの雰囲気、全くなし!

で、とりあえず食事をしようということになる。

「レストラン・カラササヤ」に入る。

こんなに田舎の小さなレストランで

いったいどんな物が食べられるのか、

ドッキドキである!!!

みんなもちょっと不安げな表情。

まずは、「シンバ」というパイナップル味の炭酸飲料を飲む。

壁には、絵が何枚も貼ってある。

    

杉山さんが店の主人に

村祭りのことを聞いたところによると、

この村の祭りはなんと明日からだそうだ!

あ〜〜あ!!がっかり!!!

1日違い!!!

食事の後に、他の近くの村に行ってみようということになる。

この旅を終えて日本に帰ったら

地元福岡で、ボリビアをイメージした喫茶店を開くという中山さん。

お店の名前を「ヒスカアナタ(Jisk'a Anata)」にするそうです。

意味は、小さなカルナバル。

店名「KALASASAYA」は、「立っている石」という意味だそうだ。

出てきた料理は、メディオ・ロモ。

牛ヒレ肉、ジャガイモ、トマト、サラダ、目玉焼き、ライス。

今まで食べたこの手の料理の中では、ピカイチ!!

極めつけは、この羊のスープ!!

冷めたら表面に白く油の膜が張るのでは・・・という代物。

羊の動物臭さ120%!!

「こりゃだめだ〜〜!」っていう人もいましたが、

私は、結構いけました。

今回の旅行で一番インパクトがあった料理!

このスープ飲めば、身体中が活気に満ちあふれるって感じ!!

        

食事が終わるとオスカルさんが、

「情報を集めてくる」と言ってひとり店の外へ。

しばらくすると、最高の情報を持って

戻ってきてくださいました!!

「近くのウアラヤ村は、今日がお祭りだそうだ!!」


36.ウアラヤ村のお祭り(1)


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