〜日記のようなコーナー〜
  
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- 2008年1月7日
  
- 07〜08年末年始 前半
  
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- 12/28
  午前11時、福井に向けて出発。
  9時の予定だったが掃除洗濯などがまだ終わってなくて、少し延ばしてもらったが、
  おかげで出発前にクタクタになる。運転するのは私じゃないからいいけど。
              
  三木山フォルクローレ音楽祭で会った、福井在住のフォルクローレ仲間が、
  毎年12月30〜31日に、親戚友人近所の人達を自宅に呼んで、
  手打お蕎麦を振る舞うのだそうで、前々から旦那が食べに行きた〜い!!と言ってたら、
  ぜひぜひ、でも30〜31は蕎麦打ちが忙しくて話す暇もないから早めに来てくれ、
  とのことで、この日となった。
                   
  「福井でボリビアから帰国中のSファミリーと落ち合い、
   帰りがけに彼らを静岡まで送りがてらその近辺で一泊、
   翌日長野の夫の両親宅へ、それから群馬の私の両親宅へ」
  という日程であり、5泊6日分の着替えなどを積み込む。
  福井も長野もきっと雪で寒いに違いない、と、かさばった格好で向かう。
           
  出発時の東京はいつも通り寒く、どんよりしている。
  東名高速を走るというので、イコール富士山の真横を通る!と期待するが、
  引き続きどんよりしている。富士山は裾野しか見えない。
  雨が降ったり止んだりする中、福井に到着すると大雨になる。
  風が強いが全然寒くない。むしろ台風が来たような生暖かさである。
  訊くとまだ雪なんか降ってないよ、とのことであった。
  S氏の奥さん(フランス人)とボリビアで生まれた9歳のお嬢さんは、
  日本海側の「すんごい雪」を見てみたかったようで、残念そうであるが、
  私は寒いのが苦手なので助かる。
                   
  蕎麦を打つのは明日で今夜は福井の名産品を食べ尽くす。
  「セイコガニ」という、地元でしか食べられない蟹を食べる。
  要するにズワイガニのメスで、オスに比べると体の大きさは半分ぐらいだが、
  外子(卵)と内子(卵巣)がたっぷり入っており、一匹で色々な味が楽しめる。
  足が細くて食べづらいせいか卵等が傷みやすいのか、市場には出回らない。
                  
  デザートに水ようかんをいただく。
  - A4サイズぐらいの薄い箱に、1cmぐらいの厚さでペタ〜ッと入っている。
  福井では昔から冬に水ようかんを食べる習慣があるそうだ。
  寒いから冷蔵庫に入れなくても固まる、と言われてみれば理にかなっている。
  昔は紙の箱ではなく、木枠に伸ばしてあって、食べ終わったら枠を返したらしい。
  のし餅のような感じか?
  

              
  12/29
  朝から蕎麦打ちの実演(?)を見せてもらう。
  「早刈り(?)」というまだ若い蕎麦粉で、実が大きくなりきっていない分、
  粉にするには大量な実が必要なわけで、とても贅沢なことをしているのである。
  その青みがかった貴重な粉を惜しげもなく、つなぎ無しの十割で使う。
  あくまでも趣味だからと、儲けを考えず高価な材料をじゃんじゃん使い、
  ゆで時間、水、火力、薬味、すべてにこだわっている。期待は高まる。
  そして、確かに美味かった!!
                       
  食べ終わって話し込んでいると、別のご友人達が続々と集まってくる。
  おみやげに持ってきた手作りのクッキーなど我々にも勧めてくれたのでいただく。
  まったく初対面の方々なのだが、自然と話が弾み、
  では、そろそろ帰ります、と立ち上がると「え?どこへ?」みたいな顔をしている。
  私は人によく「前からここにいるような顔をしている」と言われる。
  考えてみたら「初めまして」とか今まで一度も言ったことがないようである。
  会ったことのある人にうっかり「初めまして」と言ってしまう間違いを防ぐのには有効だが、
  本当に初めて会う人にはもしかしたら失礼なのかもしれない。
               
  福井を出て浜松に向かう。
  行けば簡単に解ると思い、地図を用意していなかったのだが、
  浜松駅がなかなか見つからない。3回ほど道行く人に尋ねるが、
  すごく詳しく教えてくれる割に解らない。
  ようやく浜松駅に着き、Sファミリーを見送り、宿に着く。
  なんだか疲れて出て行く気になれず、ずいぶん早く寝てしまったが、
  夜中に蒸し暑くて目が覚め、よく眠れない。
                       
  12/30
  朝から腹具合が悪い。食べ過ぎと、早くも疲れが出ているようで背中も痛い。
  高速を使わずに「道の駅」巡りをしながら北に向かい、長野へ向かう予定。
  「道の駅マップ」という本を頼りに進むが、
  一件目は見つからず。二件目は年末年始休暇中・・・
  いまいちな成果のまま、長野県に近づくと、
  みぞれ、あられ、ゆき、色々な物が順番に降ってきた。
  旦那は「ヒョウだ!ヒョウだ!ヒョウの中を果敢に進む俺、カッコいい!ひょ〜!ひょ〜!」
  と喜んでいるが、ヒョウだったら危なくて喜んでる場合じゃないと思う。
                     
  あられが最初の内はコロコロ逃げるように転がって行ったが、
  そのうち道にたまってきて、積もる。タイヤが横滑りするようになる。
  あわててチェーンを巻くが、5分もしないうちに道が乾いた所に出てしまい、
  またチェーンをはずす。いったい今のは何だったんだ?
  しかし、それからも雪が降ったり止んだり、ヒヤヒヤしながら飯田から高速に乗る。
  木々は真っ白だが雪には降られず、目的地に到着。直後、大雪になる。
  ぎりぎり、セーフ!
                    
  旦那の両親宅に着きすぐに「七味温泉」に向かう。
  雪道をかなり上っていったように思う。真っ暗で真っ白で、よくわからない。
  七味という名前から唐辛子湯を連想してしまい
  「そりゃ〜温まりそうですね!」とトンチンカンな事を言ってしまったが、
  七種類の源泉をブレンドした湯、という意味だそうだ。
  もちろん赤くもピリピリもしなかった。
                     
  12/31
  七味温泉を出てふたたび旦那の両親宅へ戻る。
  のんびりと過ごす。あいかわらず腹具合が良くない。
  両親には申し訳ないが、旦那も暴飲暴食が続いていることだし、
  食事は少なめにおさえてもらう。
  夜、紅白をオープニングからエンディングまで見続けてしまう。
  毎年「何でこの人が出るんだ?」と思う人選だが、
  特に今年は「話題になった人なら誰でも出すんか!?」とツッコミたくなるぐらい、
  節操のなさを感じた。でも見てしまったんだが。
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- (後半に続く)
  
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- 2008年1月5日
  
- 明けてます
  
-          
  
- 明けましておめでとうございます。
  
- 本年もよろしくお願い申し上げます。
  
- 年賀状
  
-             
  
- 昨日は恒例の我が家でのアンデス音楽集団の新年会があり、
  
- ようやく怒濤の年末年始から解放されました。(レポートはまた後ほど)
  
- 今日から仕事始めです。
  
- というか、帰ってきたら「休み明け提出」の仕事が入っていたのだけれど。
  
- ということは、まだ怒濤中か!(去年と同じ事を言っとる)
  
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