午前7時 起床

午前8時 ホテルの食堂で朝食

午前9時15分 フレディーさんのバスでティワナク遺跡に向けて出発。メンバーは、ハッチャパパさん、なりこばさん、satokoさん、kenta90の4名と杉山さん。palomaさん、110さん、ヒデさんの3名は、ボリビア舞踊のレッスンに参加するため、この日は別行動。

通勤の人々が行き交うエル・アルトにて、砂ぼこりで真っ白になってしまった靴を磨いてもらう。それが、目にも留まらぬすっごい早さ!たっぷり靴クリームを塗ってくれて、ピッカピカになった。料金は、50センターボ(7円)。

ラ・パスの西隣にある町ラハ。実は、もとはこの地がラ・パスの中心だったのだそうだ。ところが、すり鉢状の今のラ・パスの方が住みやすかったために人口が集中してしまい、中心を移したのだそうだ。

午前11時 ティワナク遺跡到着。

写真は、ティワナク博物館の新館。5年前に訪れたときには、まだ影も形もなかった。入場料(新、旧博物館や遺跡の共通入場券)は、外国人はひとり80Bs、ボリビア人は10Bs。5年前は、外国人15Bs、ボリビア人5Bsだったので、新博物館の分が増えたとはいえすっごい値上がりだぁ!!入ると広いスペースにモノリートの石像がド〜ンと置いてあったり、ゆったりと観覧できる。館内は撮影禁止。

こちらが5年前に訪れた時のままのティワナク博物館の旧館。展示も5年前の記憶のまま。土器やミイラを見ることが出来た。

新、旧博物館を見終わって、遺跡を探索する前にレストランで昼食。写真は、レジのところで、夢中で絵はがきを見入る私たち。ティワナク遺跡以外でも、いろいろな写真のがあって、あれもこれもと買い込んだ。そうしたら、店の主人が奥から、ごっそり第二弾の束を持ってきてくれた。この第二弾の方が、魅力的なものが多かった。

ティワナク遺跡を示した案内板。4番が有名な太陽の門やモノリート・ポンセのあるカラササヤ。3番が半地下神殿。2番のアカパナは、今は単なる丘だが、かつてはここにピラミッドが建っていたとされる。発掘作業中で半分以上が立入禁止。既に見つかっているだけでも、興味深い遺跡がたくさんあるのに残念。

ティワナク文化がもっとも栄えたのは、インカ文化のずっと前、今から1000年ぐらい前とされる。インカと同じすべて巨大な石で造られている。インカより古い時代のもとあって、比べると確かに石の組み方などはずいぶん荒い。約500年前インカ帝国が滅びると、教会などの建物をたてたり、電車の線路の枕木にするために、スペイン人たちによって、かなりの量の石がこの遺跡から持ち出されてしまったのだそうだ。今ある遺跡は、多くが近年になって復元されたそうだが、どこまで正確に復元されているかは、私が見たところでは疑問だ。発掘途上で、まだ謎だらけのこの遺跡。今後の大発見を期待したいものだ。