8日目(1)へ
14:00 闘牛場へ この日は、闘牛最終日。
ヨランダの桟敷席に行く前に、闘牛場裏手の小高い丘に登ってみる。
バンダの音もバッチリ聞こえるし、双眼鏡でもあれば充分楽しめる。
ここから見ている分には、料金はかからない。
実際、丘のあちらこちらに多くの観衆が陣取って観戦している。
写真真ん中の女性が肩からかけているのは「アパチャ」。
紐付きアワイヨみたいなもの。
日本風に言えば、"紐付き風呂敷"って感じか。
アヤクーチョ地方の女性が昔から愛用しているそうだ。
丘の上の人たちは、なんだか絵になる。
丘の上からは、プマウイリ山も見えた!
聖体をかついだネグリートスたちが越えられなかったという
あのプマウイリ山だ!
14:30 桟敷席に行く。
彼女の甥っ子や姪っ子たちが観戦していたが、
肝心のヨランダの姿が見あたらない。
彼らにたずねてみると
なんと!!もう、リマに向かって発ったというではないか!!
私たちは慌てて桟敷席を降りた。
と、偶然にもそこにヨランダの姿が!!
聞くと仲間への挨拶回りを終えて、これからバスターミナルへ向かうという。
ギリギリ、紙一重のところで、また会えた!!
satokoは自作のヨランダの似顔絵を手渡し、
私もいろいろ撮影したビデオをダビングして送る約束をして、
感謝の気持ち一杯で別れを惜しんだ。
私たちを見つけたパニーソも手を振ってる!
畜殺所で出会った解体師たち。
今日は、闘牛場前で牛の心臓をかき出す係りだそうだ。
倒れた牛を運ぶ牛車使い
プラサ・マヨールに戻る。
まだ、闘牛をやっている最中だからであろう、
店という店はほとんど戸を閉ざし、プラサ・マヨールにもほとんど人はいない。
19:00 たくさんの思い出をくれたコラコラをあとに、
私たちを乗せたバスはリマに向かって静かに動き始めた。
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