2009年イイヅカ・サトコ石版画復活への道-3
水場を造る!
        
石によるリトグラフ」には欠かせない、
石版石を金剛砂で研摩するための「水場」を確保しなければいけない。
当初、水場は外に造るつもりであったが、頂いた石が重すぎて、
プレス機のある部屋から運び出したり、持ち歩いたりが困難だとわり、
水場はプレス機のすぐそばに設置することになった。

             
2009.4.1.
↓中古の流し台ゲット!
近所の中古業務用厨房用具店にて2万円で購入。
本来は周りをきれいにして、足の床設置部などを整えて、
もう少し高値で売るのだそうだ。
横幅、奥行きともに、今まで下見した中でも最も大きい。
(ちょっと大きすぎるぐらい?)
         
ホームセンターにて、コンパネと、厚さ20ミリ程のゴム片を購入。
床を傷つけたり、流し台が動いたりするのを防ぐ。
後は、水を引っ張ってくるホースと、排水。
石の重さに耐えられる「簀の子」を作れば完成。
ところが、排水パイプに合うホースが見つからない!
砂を流したりするので、詰まることを念頭に置き、
取り外しが容易にできる状態にしておきたい。
ホース探しに疲れて、簀の子づくりせず時間切れ。

          
2009.4.7.
↓簀の子づくり
材木を買ってきて流し台に合わせた簀の子作り。
            
完成。石を載せてみました!
           
排水パイプの問題はまだ解決せず。
とりあえず、水を外に流しやすくするため、流し台の向きを変えた。
            

          
2009.4.8.
↓水場ほぼ完成
塩ビ管と、その継ぎ手を買ってきてつなげた。
接着剤で留めてしまうと掃除がしにくくなるため、
とりあえずはめただけ。水漏れしたら後で考える。
外へ直接水を流す方向で。
まあ水をずっと流しっぱなしにするわけではないので。
水は散水ホースで水道の蛇口から引っ張ってくることにした。
                       

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